三越伊勢丹社長「120年の百貨店モデル、顧客分析で変革」
激変消費、新富裕層をつかむ)トップに聞く
百貨店国内最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、大衆(マス)向けに商品を売って稼ぐ旧来の小売りモデルから脱皮する。国内外からの来店客をIDで識別・分析して品ぞろえの精度を高める。百貨店で集めた顧客に金融などのサービスを提案し収益の幅を広げる。顧客のライフスタイル全般に関わるようにする狙いだ。細谷敏幸社長に成長戦略を聞いた。
――百貨店の現状と課題をどのように捉えていますか。
「1904年...
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「超百貨店」は百貨店ビジネスを取材する記者が手掛ける連載企画です。不易流行を旗印に従来モデルを変革しようともがく各社の動向、企業経営や消費などの分析記事をお届けします。