レスリング藤波朱理、パリ五輪で「金を」 壮行会で抱負
パリ五輪のレスリング女子53キロ級代表の藤波朱理(日体大)が23日、出身地の三重県四日市市で壮行会に臨み「私自身が五輪を見て夢をもらった。今度は自分がそういったものを与えたい。金メダルを目指す」と抱負を述べた。
133連勝中で20歳の藤波は優勝候補に挙がる。3月に手術した左肘は順調に回復し、2週間後にはサポーターなどを外す見込みだという。「完全に治ったと言ってもいいくらいだと思う。もう怖さはゼロになった。最高の準備をしてパリに臨む」と不安を払拭した。
地元を訪れるのは五輪前で最後の機会。在籍したレスリングクラブの子どもらが人気デュオゆずの「栄光の架橋」を合唱し、藤波は涙を流した。「心に真っすぐに響いた。パワーをもらった」と感激の面持ちだった。〔共同〕
2024年にフランス・パリで開催される夏季オリンピックは、7月26日(金)から8月11日(日)までの日程で実施されます。3週間余りのこの期間中、32競技329種目が行われます。パラリンピックは2024年8月28日(水)~9月8日(日)で実施されます。大会に向け、様々な種目で選考会が始まっています。