東北絆まつり57万人来場、仙台 25年は大阪・関西万博へ
東日本大震災からの復興を願い東北6県の夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が9日、仙台市で閉幕した。福島わらじ、盛岡さんさ、青森ねぶたなど総勢約千人が市中心部を練り歩き、来場者から拍手と歓声を浴びた。2日間の会期中の来場者数は計57万2千人だった。
2025年は東北の県庁所在地6市での持ち回りを休止し、大阪・関西万博に出演する。26年は盛岡市での開催が決まっている。17年の仙台から始まった絆まつりは新型コロナウイルス禍の中断を経て23年の青森市で一巡し、仙台は2巡目。東日本大震災からの復興を願い、11年から始まった「東北六魂祭」の後継行事だ。
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。