佐原時代
延享2年(1745)、上総国山辺郡小関村(現九十九里町小関)に生まれた忠敬は、17歳で佐原の伊能家に婿養子に入り、50歳で江戸へ出るまで佐原の名主・村方後見を務め、家業では醸造業等を営んでいました。
全国測量
55歳で北海道南岸の測量を行い、以後計10回に及ぶ日本全国の測量を71歳まで行いました。忠敬は73歳で亡くなりますが、彼の没後3年にして日本全図は完成しました。
伊能図の完成
伊能図には、1821年完成の「大日本沿海輿地全図」のほか、測量ごとに作った地図や名勝地を描いたものなど、多くの種類があります。いずれの地図も実際に測量してつくられたので、とても正確であるとともに、芸術的な美しさを備えています。
地図の世界
世界から見た日本、日本人が理解した日本の姿を紹介します。
測量器具
そのほか
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