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電気通信大学短期大学部(でんきつうしんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Junior College of Electro-Communications[2])は、東京都調布市調布ヶ丘1-5-1に本部を置いていた日本の国立大学である。1953年に設置され、1992年に廃止された。大学の略称は電通大短大。学生募集は1987年度まで。1988年度より電気通信大学夜間主コースの設置により短期大学は学生募集を停止し、1992年3月31日廃止[3]。
- 開学当初から夜間部のみとなっており、とりわけ勤労学生に対する教育に力をいれていた様子がうかがえる。
- 1953年9月 電気通信大学短期大学部(3年制)開学。電波通信学科第二部を置く。
- 1954年 学生数:男115[4]
- 1958年 通信工学科第二部を増設(学生数:男39[5])。
- 1966年 電子工学科第二部を増設(学生数:男33[6])。
- 1984年 電波通信学科(80名)と通信工学科(80名)を統合し電子情報学科(120名)とする。電子工学科の定員を(80名→120名)とする。
- 1986年 電波通信学科・通信工学科が廃止される。
- 1987年 学生受入れが最後となる。学生総数は電子工学科で395(うち女子13)、電子情報学科で14(全て男子)[7]
- 1992年3月31日全学科、正式に廃止される[3]。
- 電子情報学科第二部:120 名
- 電波通信学科第二部:80名[1]
- 通信工学科第二部:80名[1]
- 電子工学科第二部:120 名
- 電気通信大学短期大学部の学園祭は「調布祭」として電気通信大学と混合で行われていた。
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歴代学長
- 在学生の大半は勤労学生だったが、一般企業や官公庁に在職しながら学業に励む学生、日中はアルバイトをし18時からの学業を通して自分自身の未来をデザインする学生がほとんどであった。学生でありながら社会人としての学びを日中に求め、学問は18時からの講義で習得した。学業はもちろんのこと社会人としての身だしなみを学ぶことができた貴重な大学。