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[ニューヨーク 4日 ロイター] - 30年債 (指標銘柄) 米東部時間17時05分 99*21.00=2.8922% 前営業日終盤 98*24.50=2.9372% 10年債 (指標銘柄) 米東部時間17時05分 98*26.50=2.1314% 前営業日終盤 98*17.50=2.1631% 5年債 (指標銘柄) 米東部時間17時05分 99*17.25=1.4713% 前営業日終盤 99*15.50=1.4826% 2年債 (指標銘柄) 米東部時間17時05分 99*26.75=0.7087% 前営業日終盤 99*27.50=0.6963% 4日の米金融・債券市場は、短期国債価格がおおむね横ばいとなる中、中・長期の国 債価格が上昇した。8月雇用統計の発表を受け、連邦準備理事会(FRB)が今月利上げ を行う可能性が残ったことを材料視した。 利上げの影響を最も受けやすいとされる、短期国債の価格はほぼ変わらずだった。 長期国債の価格は急伸した。インフレ率が低い状態なら、長期国債を保有することで 得られる金利収入の価値が温存される。このため、利上げに伴うインフレ率の低下は長期 国債の追い風になるとみられている。 午後終盤の取引で、2年債利回り はほぼ変わらずの0.7%だった。 10年債 利回りは一時、1週間ぶりの低水準となる2.11%を記録し た。 30年債 は1━1/32高。利回りは2.89%。一時、8月31日以 来の低水準となる2.88%をつける場面もあった。前日終盤の2.95%から低下した 。 米労働省がこの日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月と 比べて17万3000人増と、市場予想の22万人増を下回った。 6月と7月は当初発表から合わせて4万4000人の上方修正となった。8月の時間 当たりの賃金が8セント上昇、週労働時間は34.6時間へと増えた。 失業率は5.1%まで改善したことも踏まえ、市場関係者によると、FRBに今月利 上げを促す圧力が強まったという。 ただ、CMEフェドウォッチによると、FF先物の取引は9月利上げ確率が20%未 満、12月利上げは50%強の確率を織り込む水準となっている。 Tボンド先物12月限 は1━11/32高の155━26/32。 Tノート先物12月限 は11.5/32高の127━24/32。 <ドル・スワップ・スプレッド> LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 13.25 (-1.00) U.S. 3-year dollar swap spread 12.50 (-1.25) U.S. 5-year dollar swap spread 8.00 (-1.50) U.S. 10-year dollar swap spread 4.50 (-1.25) U.S. 30-year dollar swap spread -24.00 (unch)))
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