「Hyper Text Coffee Pot Control Protocol」の版間の差分
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'''Hyper Text Coffee Pot Control Protocol'''(ハイパー・テキスト・コーヒーポット・コントロール・プロトコル、'''HTCPCP'''、'''ハイパーテキスト・コーヒーポット制御プロトコル''')とは[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]の拡張で[[コーヒーメーカー|コーヒーポット]]を制御する際に用いられる[[通信プロトコル]]。[[1998年]][[4月1日]]に発行された[[Request for Comments|RFC]]のRFC 2324で規定されている。 |
'''Hyper Text Coffee Pot Control Protocol'''(ハイパー・テキスト・コーヒーポット・コントロール・プロトコル、'''HTCPCP'''、'''ハイパーテキスト・コーヒーポット制御プロトコル''')とは[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]の拡張で[[コーヒーメーカー|コーヒーポット]]を制御する際に用いられる[[通信プロトコル]]。[[1998年]][[4月1日]]に発行された[[Request for Comments|RFC]]のRFC 2324で規定されている。 |
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[[エイプリルフール]]に発行された[[ジョークRFC]]ではあるが、プロトコルそのものは実行可能なものであり、[[Emacs]]にHTCPCPを実装するためのモジュール(coffee.el)が存在する。また大学生の研究対象として、実際にHTCPCPを実装した[[コーヒーメーカー]]を試作するといったことも行われている<ref>[http://www.sys.es.osaka-u.ac.jp/sch/PBL/2002/PBL_report.html 2002年度基礎工学部電子システム学コースPBL](2009.9開催、[[大阪大学]])</ref>。 |
[[エイプリルフール]]に発行された[[ジョークRFC]]ではあるが、プロトコルそのものは実行可能なものであり、[[Emacs]]にHTCPCPを[[実装]]するための[[モジュール]](coffee.el)が存在する。また大学生の研究対象として、実際にHTCPCPを実装した[[コーヒーメーカー]]を試作するといったことも行われている<ref>[http://www.sys.es.osaka-u.ac.jp/sch/PBL/2002/PBL_report.html 2002年度基礎工学部電子システム学コースPBL](2009.9開催、[[大阪大学]])</ref>。 |
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ただしHTTPをベースとしたプロトコルであるため、「コーヒーポット側からクライアントに『コーヒーが入った』等の通知を送ることができない」などの問題を抱えており(元々がジョークRFCであるため仕方のないことではあるが)、[[mixi]]では本プロトコルの代わりに[[インターネット・リレー・チャット|IRC]]・[[Twitter]]による通知機能を持たせたコーヒーメーカー「萌香」<ref>[http://alpha.mixi.co.jp/blog/?p=386 オンラインコーヒーメーカー「萌香たん」とはじめるドキドキ☆コーヒーブレイク](2009.2 井上恭輔)</ref>を開発するなど、本プロトコルの代替となるものも提案されている。 |
ただしHTTPをベースとしたプロトコルであるため、「コーヒーポット側からクライアントに『コーヒーが入った』等の通知を送ることができない」などの問題を抱えており(元々がジョークRFCであるため仕方のないことではあるが)、[[mixi]]では本プロトコルの代わりに[[インターネット・リレー・チャット|IRC]]・[[Twitter]]による通知機能を持たせたコーヒーメーカー「萌香」<ref>[http://alpha.mixi.co.jp/blog/?p=386 オンラインコーヒーメーカー「萌香たん」とはじめるドキドキ☆コーヒーブレイク](2009.2 井上恭輔)</ref>を開発するなど、本プロトコルの代替となるものも提案されている。 |
2013年1月2日 (水) 08:21時点における版
Hyper Text Coffee Pot Control Protocol(ハイパー・テキスト・コーヒーポット・コントロール・プロトコル、HTCPCP、ハイパーテキスト・コーヒーポット制御プロトコル)とはHTTPの拡張でコーヒーポットを制御する際に用いられる通信プロトコル。1998年4月1日に発行されたRFCのRFC 2324で規定されている。
エイプリルフールに発行されたジョークRFCではあるが、プロトコルそのものは実行可能なものであり、EmacsにHTCPCPを実装するためのモジュール(coffee.el)が存在する。また大学生の研究対象として、実際にHTCPCPを実装したコーヒーメーカーを試作するといったことも行われている[1]。
ただしHTTPをベースとしたプロトコルであるため、「コーヒーポット側からクライアントに『コーヒーが入った』等の通知を送ることができない」などの問題を抱えており(元々がジョークRFCであるため仕方のないことではあるが)、mixiでは本プロトコルの代わりにIRC・Twitterによる通知機能を持たせたコーヒーメーカー「萌香」[2]を開発するなど、本プロトコルの代替となるものも提案されている。
脚注
- ^ 2002年度基礎工学部電子システム学コースPBL(2009.9開催、大阪大学)
- ^ オンラインコーヒーメーカー「萌香たん」とはじめるドキドキ☆コーヒーブレイク(2009.2 井上恭輔)