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「よく見えますか」テレビ受像公開実験 (1939)

1939年5月13日、内幸町放送会館落成記念に、初めてのテレビ電波が、世田谷の技研の100mの鉄塔から発射され、13km離れた新放送会館で受信された。走査線441本、画像毎秒25枚、映像周波数4.5MHz、出力500Wの当時の日本の標準方式による放送であった。放送会館7階の予備放送機室に備えられた4台の受像機には、まずテストパターンが現れ、続いて実験画像が映し出された。

技研のテレビスタジオでは、2台のアイコノスコープカメラを使用し、研究所員が交互にテレビカメラの前に立って、「よく見えますか、よく見えますか」と言ってコールサイン「日本放送協会技術研究所テレビジョン実験局、呼び出し符号J2PQ」をアナウンスした。

技研に作られたテレビ実験スタジオ

技研に作られたテレビ実験スタジオ

 
テレビ受信実験 (1939)

テレビ受信実験 (1939)

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